近畿眼科オープンカンファ

近畿眼科オープンカンファ

メガネの金剛、福祉機器担当の山内です。

今回は、7月20日に行われました「近畿眼科オープンカンファ」についてのご報告です。

 

■「近畿眼科オープンカンファ」とは(案内より)

聴講するだけでなく、参加型の勉強会にしたいと考えます。・・・みんなで勉強する会です。

日々の仕事がもっと楽しくなるような内容にしたいです。

 

非常に高い志を持つ小谷ort(視能訓練士)が規格する勉強会で、

内容も非常に多義にわたり興味を惹かれるものです。

私は今回初めて参加させていただきました。

内容もロービジョン関連のものもあり、非常に面白かったです。

 

さて、開催場所は、大阪ではロービジョン外来で有名な北野病院内の大ホールの中。

当日は受付のお手伝いをしていたのですが、開始前には予想を上回る長蛇の列となる大盛況でした。

大きなホールも満席で、机が足りず椅子のみで講義を聞いていただく方もいるような状況です。

 

受付が終わるころには第一講義の「検査のコツコツ」が終わっている状況で、

並んでいただいていた方々には本当に申し訳なかったです。

私も楽しみにしていた講義だったので残念でした。

 

■講義内容は以下の通り

検査のコツコツ・・・視能訓練士 小谷真弘先生

放射線科での眼科領域・・・放射線科 西太郎先生

OCT、OCTA検査のコツ・・・京都大学病院 西澤隆先生

拡大鏡の選択と使い方・・・浜松視覚特別支援学校 田中恵津子先生

斜視と調節微動・・・井原市立井原市民病院 藤井千晶先生

 

さて、個人的に楽しみにしていた講義がこちら

「拡大鏡の選択と使い方」

技術面だけではなくロービジョンケアも含めて、内容も分かりやすく噛み砕いてお話しくださり、

非常に勉強になりました。

 

それぞれの先生が熱心にお話しされ、それを熱心に聞く視能訓練士の方々。

非常に良い光景です(偉そうで、すいません)。

このようなプロフェッショナルな方々により、

多くのロービジョンの方々が救われていると思うと嬉しくなります。

 

講義の最後はメガネレンズメーカー、HOYAを迎えての講義、

「アップアップセミナー 累進屈折力レンズアップデート」が行われました。

 

受講の方々より質問が相次ぎ、最新のレンズ情報が眼科の現場に行きわたっていないと

眼鏡店としては反省の場面です。

もっと交流を深めて、情報提供していきたいと改めて思いました。

 

検査のプロである視能訓練士が視力を合わせ、作成のプロである眼鏡士がメガネを完成させる。

どちらが適当になっても、良いメガネは出来上がりません。

しっかりとした連携をしていきたいです。

 

講義内容、雰囲気、いずれも得ることが多い一日でした。

私も知識とパワーをいただき、やる気アップです。

自分の夢に向けてスピードを上げていきます。

 

~次回の「近畿眼科オープンカンファ」の予定~

日時:2020年5月30日(土)16:00~19:00

場所:きたのホール

「ロービジョンケア祭り!」 仲泊聡先生  山田敏夫先生  山田信也先生

 

次回も楽しみです!