ライフシフト~100年時代の人生戦略~ を、読んで➀

ライフシフト~100年時代の人生戦略~ を、読んで➀

 

みなさま、こんにちは。

メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。

2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。

【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】

という理念を掲げ、日々奮闘中です。

 

仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について

思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。

 

今回は久しぶりに、読書報告を書きたいと思います。

 

その名も「LIFE SHIFT」ライフシフト。

副題が、100年時代の人生戦略というものです。

 

とても示唆に富む本で、

自分が、どのように生きるのか?

家族は、どのように生きるのか?

自社は、どのように経営するか?

 

を、考えさせられた本です。

 

あまりにも示唆に富む。

富みすぎるので、連載型で読書報告をさせていただこうと思います。

備忘録も兼ねまして。

 

【序章】

まずは、序章より。自身の感想(⇒)も交えて、まとめてみました。

平均寿命を推計すると、2007年に生まれた日本人は50%の確率で107歳まで生きる。

さらに、20歳の人は100歳以上、

40歳の人は95歳以上、

60歳の人は90歳以上、

50%の確率で生きる。

⇒なんと!?

これは、100年以上生きる時代の到来は間違いないだろう!

 

 

そうなると、人生がマルチステージ化する。

⇒幼稚園→小学校→中学校→高校→大学[教育期]

新卒→仕事[仕事期]

定年→老後[引退期]

のような、従来の3ステージの常識は通用しない。

80代まで働かなければ、貯蓄は持たないし

社会との関わりがなければ、幸福感が得られなくなるのかもしれない。

 

従来の余暇の過ごし方(ソファで映画を見たり、ゲームをしたり)は消費することだった。

人生が短ければ理にかなっていたが、人生が長くなれば余暇は投資時間にあてることに。

⇒消費や娯楽の時間を減らして、自己成長に時間を投資しないと

いろんな意味で、100年は持たないってことか。

 

夫婦が二人とも職をもつ家庭がさらに増える。

そして柔軟な働き方やキャリアを求めるようになる。

⇒今の新卒や20代前半のメンバーと話をしていると、感覚的にコレを求めている

ように感じるなぁ。するどいな、、、

 

実験が活発になり、大勢の開拓者が生まれる。

⇒ロールモデルみたいな考え方も古くなり、

個々の生き方の正解を模索していくしかないのかな。

それを許容する柔軟性が、これからの会社にも求められるんだろな。

 

未来は過去の延長線上にない。

アイデンティティ・選択・リスクが、長い人生を生きるうえで中核的な要素。

⇒選択・リスクを主体的にとり、個々のアイデンティティの確立をサポートできる。

メガネの金剛も、そのような会社にならないと。先はないな。

 

まだ序章なのに、示唆がスゴい。

 

日本における人口の問題、寿命の問題。

いずれにせよ、大きな大きな転換期であるのは間違いないようですね。

 

これらをチャンスに変えられるように、政府や行政の変化にも注視しながら、

自社や自身の変化に対しても、覚悟を持ってリスクをとりたいと思います。

 

 

次回、[ライフシフト~100年時代の人生戦略~ を、読んで⓶]

 

お楽しみに。