2つの『正しさ』

2つの『正しさ』

みなさま、こんにちは。

メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。

2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。

【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】

という理念を掲げ、日々奮闘中です。

 

仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について

思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。

 

私には、小学生1年生の男の子と年中(幼稚園)の女の子の2人の子供がいます。

つい先日までよちよち歩きをしていたように思うのですが、

2人の成長を見つめていると、時が経つのはなんと早いのかと思わされます。

 

最近やっと兄妹の会話が成立するようになってきている2人。

ああでもない、こうでもない、と何やらずっと話続けています。

 

一緒にあそぶ⇒しゃべる⇒わらう⇒お腹をかかえてわらう⇒もめる⇒どちらかが泣く

の、ルーティンを高速で繰り返しながら(笑)

 

その会話の中によくでてくるのは、

 

「○○○はいいねんで~」

「×××はあかんねんで~」

 

と、いう言葉。

つまり、お互いの「正しさ」をぶつけ合っているわけです。

これを聞いていると、大きく2つの「正しさ」を使い分けています。

 

1つは、共通の「正しさ」

例えば、挨拶をしなければいけない、悪いことをすると謝らないといけない、などなど。

普遍的であったり、マナーだったり、共通の「正しさ」がまずあります。

 

もう一つは、限定の「正しさ」

例えば、お兄ちゃんが妹ちゃんに共通の「正しさ」で攻め入るとします。

兄「×××はあかんねんで~」

すると、

妹「女の子はいいの」

と、返す。

兄「そんなん、ずるいわぁ」

と、成す術なしのお兄ちゃん。

大変だね、お兄ちゃんは。

 

立場の限定…兄だから、妹だから、男だから、女だから

場面の限定…この場所だから、この時間帯だから

 

他にも、いっぱいあると思いますが、

面白いのは、何かしら限定をすることで

「正しさ」が変化するということです。

 

これは我々の仕事においても起こり得ます。

つまりは、

一般の「正しさ」≠メガネの金剛限定の「正しさ」

 

と、なります。

 

メガネの金剛の理念から発する独自性は、「正しさ」においても独自性を持ちます。

それは、強みにも弱みにもなり得ますが、支持してくださるお客様がいらっしゃれば、

それが我々の存在意義となります。

 

我々は、世間一般の考え方や価値観に流されすぎず、

お客様に支持される独自の「正しさ」を追求したいと思っています。

 

子の成長を感じる中で、いろいろ学ばせてもらえるのもありがたいですね。

2人(兄妹)は今日もお互いの「正しさ」を繰り出しながら、自分たちの個性を確認しあっているようです。