究極のPCメガネとは?④ 度数とアシストレンズについて 老視編

こんにちは!メガネの金剛のヤマザワです。

究極のPCメガネシリーズその④

名残惜しいですが、今回が最終回です。

③のレンズの種類のお話の続きですが、今回は40歳以上の方を基準にお話をしていきますね。

 

40歳を過ぎたころ、(早い方では30代半ばくらいから)老視という眼の状態になります。

老視とは俗にいう老眼という状態で、今まで遠くが良く見えていた人は近くが見えづらくなり、

遠くが見えづらくてメガネを掛けていた人は、メガネを外さないと近くが見えづらい状態になります。

老視が進行するとパソコンの文字も当然見えづらくなります。

 

前に非老視の方がパソコンを長時間見ていて疲れる現象を

荷物を持っていると疲れることに例えました。

同じように老視の方で例えると、同じ荷物を持っていても腕の力の衰えによって

疲れて荷物を降ろしてしまっている状態ですね。

荷物を持ちあげること自体が辛い人には、前にご紹介したアシストレンズや遠近両用レンズでは

パソコンの見える範囲が狭く、眼が疲れてしまうことが多いです。

自分が持っている老眼鏡を使う人もいるのですが、

読み書きの時の眼から対象物までの距離は30㎝~35㎝。

眼からパソコンのディスプレイを見る時の40㎝から60㎝の距離を見るには

度数が強すぎて顔を近づけないと見えない場合もあります。

 

■近々両用レンズ

こういう時に最適なレンズが近々両用レンズです。

こちらはレンズの上部にはパソコンのディスプレイが見える度数が入っており、

レンズの下部には本や書類が見える距離を見ることができる度数が入っています。

だいたい1mから1.5mくらいの距離であればみることができ、

デスク周りが見えるので、別名デスクワーク用レンズとも言われています。

ただ、パソコンから手元の距離が見やすい分、遠くはほとんど見えないので

メガネを掛けて歩いたりすることはできません。

 

■中近両用レンズ

もし掛けて歩いたり、部屋の中を見渡せる方が良いのであれば、それに適したレンズもあります。

それが中近両用レンズです。

こちらはその名の通り、中間距離(3メートル先)から近方が良く見えるように設計されたレンズで、

別名「室内レンズ」「歩ける老眼鏡」と言われています。

近々両用レンズを選ぶか、中近両用レンズを選ぶかはその人のパソコンを使う状況によって決まります。

それだけではなく見え方にも合う合わないがありますので、

どちらの見え方も体験してみることをオススメします。

メガネの金剛にご相談いただければどちらのレンズも無料で体験できます。

ぜひお越しください!

 

 

■オマケ

今回のイラストは去年日帰り旅行で行った「神戸どうぶつ王国」で撮影したオカメインコさんです。

私は動物ならなんでも好きなのですが、

自分で飼ってみたいなあと思う動物のナンバーワンがこのオカメインコです。

指で頭を掻いてあげると、とっても気持ちよさそうにして、

もっと掻いて~とアピールしてくる姿がとてもキュートです。

上手に掻けないと指を噛まれますが(笑)そこもまた可愛い…!

「神戸どうぶつ王国」

インコの他にもウサギやカピバラと触れ合えたり、

レッサーパンダやナマケモノが檻に入れられず放し飼いになっていたりと

動物好きさんにはオススメの観光スポットなので是非行ってみてくださいね!