メガネは何でできている?

めがこんブログをご覧いただいている皆様。

こんにちは、メガネの金剛 イオン金剛店の酒井です。

 

前回まで「こんなフレームもありますよ~」とご紹介をしてきました!

ですが今思い返すと、そもそもメガネのフレームの材質や種類、

どんなパーツや部品があるのか余り触れてこなかったと思います。

メガネ屋のスタッフでもない限り気にされることはない人の方が多いと思います。

 

私たちはよく使いますが、皆様はあまり聞くことがない単語・・・

例えば「クリングス」や「アセテート」といった単語もそうですね。

 

私たちメガネ屋のスタッフはメガネが常に身近にあり、馴染みのある単語なのですが、

「ずっとメガネをかけてるよ~」という方の中にはご存知の方もおられるかもしれません。

ですがメガネを普段掛けない人、特にあまりメガネに馴染みのない方の場合は

耳にする機会も少ないと思います。

 

私もこの業界に入るまで、メガネのパーツや材質を気にすることはほとんどなかったですし、

聞き覚えのない言葉も多かったです。

今ではすれ違う人のメガネを気にしてしまうぐらい細かく見るようになりましたがね!

 

ちょっと話が逸れましたが…

今回からは簡単なメガネ用語等を少しご紹介していこうかな~と思います。

 

今回はフレームの種類に軽く触れたいと思います。

作られている素材ごとに分別していくと大まかに3種類+1ぐらいに分けることが出来ます。

 

メタルフレーム

メガネが金属で作られているフレームです。

最近はチタン製のフレームも多く、軽くて掛けやすいフレームが増えています。

メガネに使用される金属にも種類があり、合金、チタン、金 などなど…。

一口にチタンといっても純チタン、チタン合金、NT合金といった分類わけもできます。

 

 

セルフレーム

フロント等主要部分がプラスチックなどの樹脂素材で作られているフレームです。

以前も記事で触れましたが、昔は「セルロイド」という素材が主流でした。

「セル」とはこれを指していたのですが、可燃性が高く保存が難しい為少なくなってきています。

現在は樹脂素材の総称として使われることが多いです。

 

今は「アセテート」という樹脂が一般に広く使用されています。

アセテート(アセチともよばれています)はセルロイドに比べて難燃性で、

紫外線の影響も受けにくく保存しやすい素材です。

生地の種類も多く、色鮮やかな生地も生産されていたりもします。

ただ長く使っていると生地が縮んだり、反ってしまったりします。

モノによってはしっかりと寝かして乾かす(水分を乾燥させる工程)を踏んでいない

生地のフレームだとすぐに反り返ってしまう場合もあります。

成形タイプの樹脂もあり、TR90やウルテム等があります。

これも素材によって得意、不得意がありますのでご注意を!

 

 

コンビフレーム

主にフロントがプラスチック素材と金属で作られたフレームです。

最近はクラシックメガネの流行もあってか、若い人が掛けているのをよく見かけますね。

フロントの真ん中の鼻が来る部分をブリッジというのですが

そのブリッジが金属のパーツになっているものもよく見かけます。

どうしても鼻幅のサイズが広くなりがちなタイプのフレームになりますので

しっかりとサイズ合わせをすることが重要です。

 

因みに私も一本はコンビフレームが欲しかったのですが、

顔がでかいせいか中々サイズが合わず断念しました・・・

 

 

 

このほかにもべっ甲や、ウッド等の自然素材のフレームもあります。

しかし今は中々お目にかかることはないと思いますので割愛させていただきます。

 

メガネフレームの内側にはどんな素材が使われているか記載されていることが多いので

メガネ屋さんに足を運んだ時は一度見てみると面白いですよ!

もしわからない時は一度スタッフさんに聞いてみると詳しく教えてくれるはずです!

私も答えられるように勉強しておきます!

 

今回は前置きが長くなりましたのでこんなところで。

次回も機会があればお願いいたします。