高性能”すぎる”人間の眼

高性能”すぎる”人間の眼

皆さん、こんにちは。金剛店 仲野です。

 

突然ですが、福祉機器担当・山内のブログはもうお読み頂きましたか?

逆さに見ている、面白いですよね!!

カメラで言えばフィルムに当たる『網膜』。

そこには逆さまの倒立像が投影されているのに、脳はそれを正立像として認識している。

以前のブログで

「私達人間の眼は私達の太陽の光に合わせて進化している」

ということに触れましたが、本当に不思議です。

 

その辺りのカメラなど問題にならないぐらいに、人の目は高性能にできています。

(めがこんブログ「逆さメガネで世界を見ると…」より抜粋)

フィルムの部分は網膜ですが、レンズに当たる部分が角膜水晶体です。

一般に眼の中のレンズと言うと、水晶体だけを思い浮かべがちですが、

実は角膜と水晶体がセットで一つのレンズになっています。

このレンズが本当にすごいのです。

 

 

角膜とは?

答え:横13ミリ、縦12ミリの少し横長の透明な膜

上記が一般的な角膜の説明かと思います。

詳しく見ると…、ボーマンさんやデスメさんが出てくるのでここでは割愛します。

 

この角膜、横長なだけでなくて、部分によって曲率半径が違う非球面構造になっています。

中心の直径5ミリ位はキレイな球面ですが、その周りはゆるくなっています。

最も大事な中心部分は、より強く光を曲げられる構造になっているのです。

 

言葉で書くと分かりづらいのですが、とても理にかなった構造になっているのです。

 

 

水晶体とは?

答え:直径9~9.5ミリ 厚さ3~4ミリ 重さ0.2グラムの両凸レンズ状の組織

要するに虫メガネみたいな凸レンズですが、前側と後ろ側で曲率半径も違います。

そしてなんと言っても、自ら膨らむことで厚みを増して、より強く光を曲げられるように可変するのです。

(一般的に調節と言われている現象です)

 

更に!

部分によって屈折率そのものが違うのです。

メガネレンズに置き換えると、普通のレンズと薄型レンズが一緒にあるようなものです。

これによって、近くを見たいと思った時に、より効果的に光を曲げる事ができるのです。

 

すごいですよね!!

 

※分かりにくいので、ちょっと解説

(境界面の形により光を屈折させるのが一般的なレンズです。

一方、屈折率の分布により光を屈折させるのが、屈折率分布型レンズです。

人間の水晶体はこの2つの機能を併せ持っているのです。)

 

人間はこのような高性能なレンズを左右2個駆使することで、距離さえもかなり正確に把握できます。

近くにも遠くにも自動でピントが合う、つまりオートフォーカスですね。

何気なく使っている自分の眼ですが、とても自然に進化して出来たとは考えられないくらいによく出来ています。

高価なカメラレンズも顔負けです。

 

ただ、このように素晴らしい人間の眼も欠点があります。

耐用年数が45~50年位と短いことです。

この年齢になると老眼という形で機能低下を実感できるようになります。

寿命の伸びに、進化が追いつかないのですね。

 

この機能低下を補うためにメガネがありますので、ご安心下さい。

 

今回は眼がすごいという気持ちを脈絡も無く書いてしまいました。

分かりにくいかもしれませんが、本当にすごいのです。

まだまだすごいポイントがあるのですが、折に触れてお伝えしたいと思います。

 

パーシバルさん、シェアードさんの話はまた次回に。